陽松庵で毎週日曜日に参禅するように
なってはや6年が過ぎました。
その中で松樹庵の観音様に出会い
陽松庵の当時の方丈さんの弟子に
なりたいと和尚さんに相談したのですが
諸事情により断られ
その後間も無く方丈さんは他界され
ました。
なので私は他宗の寺の僧侶となったのですが
仏道を進みたいと発心を起こした原点の
観音様のおられる陽松庵で今でも変わらず
参禅を続けています。
その間坐禅の心地よさや落ち着く感じは
感じていたのですが
それ以外に坐禅で何かを得てきたのだろうかと
ふと振り返ってみると
生きていること生活している中での体験を
通して気づきを得る、
意識の深い部分で理解を得るそんな体感を
得やすくなるのが坐禅なんだなぁと感じています
生きているとどうしても『幸せになりたい』と
求めてしまいます
だけど『これが幸せ』というのものはなく
何をしていようが何もしていなかろうがすでに
『幸せの中で生きていることに気づくことが
できる』
これが坐禅をして得られるもののひとつ
だと感じています
陽松庵には二人の和尚さんがいます
どちらの和尚も必ず坐禅は続けることが
大事だと仰います
６年間続けてようやくその意味が
解りかけてきたような気がしています（笑）
